スペイン、ドイツを返り討ち!!
一皮剥けた「無敵艦隊」はやっぱり強かった!
初戦スイスに負けたのが
今となっては逆によかったんでしょうか?!
あの敗戦で今大会分のポカミスを出し切ったスペインには
もう怖いものはないって感じです。
1-0で勝ちきる辺り
今大会のスペインは
ドイツのお株を奪う勝負強さも発揮してますからね。
これで決勝戦の対決は
オランダ×スペインに決定!
どちらが勝ってもW杯初優勝
攻撃力が魅力の両チーム、熱戦が期待されます。
考えてみれば
この両国が初優勝を争うという所に
W杯で優勝することが
いかに難しいかということを思い知らされます。
衛星放送やネットで
海外リーグの試合や世界のサッカー事情を知る機会も増えた今
オランダとスペインといえば
世界の先端で活躍するスター選手が目白押し
昔習った大航海時代じゃありませんが
世界を席捲する勢いの両国が
W杯では勝ててなかったんですからね。
ただ強いだけでは駄目
スター選手を集めれば勝てるかというばそうではなく
チーム全体のバランスと戦術
前回でもふれた
コンディション面でのピークをいかに大事な試合にもってこれるか
そしてやっぱり
運も味方につけないと
「優勝」という2文字は見えてこないのかもしれません。
でもそんな諸々の条件を全てクリアして
今この両チームの対決が実現しました!
スペインの華麗なパスサッカーが勝つか
オランダのサイドアタックが爆発するか
とかくW杯の決勝戦は
ロースコアでの決着となることが多いですが、
この2チームです
ここはどちらが勝っても3-2
いやさらに派手に4-3位のスコアで
最高に盛り上る試合を見せてくれればなと思います。
熱狂に包まれた南アフリカ大会も残すところ2試合
世界を魅了する最高の試合になることを祈りつつ...
今日も寝不足だ〜〜。
いよいよ今大会も大詰、
ベスト8で宿敵ブラジルを破ったオランダが順当に決勝戦へ
残る1枠はイングランド、アルゼンチンと強敵を撃破してきたドイツと
ポルトガル、パラグアイと一癖ある相手にしっかり勝ちを拾ってきたスペインの対決
奇しくも、2年前の欧州選手権決勝の再現に!
ドイツのリベンジなるか?!
はたまたスペインが返り討ちにするか?!
どちらにせよ目が離せない好勝負になりそうでこれまた寝不足確定です^^;
それにしても
今大会のドイツは、試合を重ねる毎に強くなっているようで
チームのまとまり戦術ともブレが無く、
強敵を破った勢いもあって絶好調って感じです。
W杯のような1ヵ月にわたる長丁場(優勝を狙うには)な戦いでは
いかにチーム力(個々の選手も)のピークを
トーナメントの終盤に合わせられるかというのが非常に重要で
そういう意味でも今のドイツは理想的な展開なんじゃないでしょうか。
もともと大きな大会でのドイツの実績
安定感には定評があり
戦前の予想では他のチームが色々と話題に上がり
ドイツの評判があまり良くない大会でも
しっかりと結果を残す。
まさにゲルマン魂ってやつです。
一時よく聞かれたのは
他国のサポーターが半ば自棄的な意味も込めて言った
「結局勝つのはドイツ」ってフレーズ
V9時代の巨人や北の湖を思い浮べてもらえば
イメージしやすい(って古いですか?)と思います
要は嫌らしいくらい勝負強いってことです^^;
反対にスペインの方は
歴史に準えて、コトある毎に「無敵艦隊」「無敵艦隊」と
戦前の評価はいつも高いのですが(実際予選の成績や選手個人の実績は非常に良い)
いざ大会となってみると、勝つ時は華麗な試合運びで圧勝
でも、必ず必ずどこかでポカをしでかしてしまうのです
(ほら今大会でも最初の「まさか」は確か...)
まさにラテンの情熱(いやいやいや...)
サポーターやファンの「またか〜」の声と溜息を残して
大会を去るのがお約束になっていました。
が、
そう、まさに「が」です。
そのお約束も2年前の決勝戦で吹き飛ばしたスペイン
ラテンの情熱がゲルマン魂を粉砕
名実ともにスペイン無敵艦隊となったのでした。
そして向える今大会での一戦
これはもう「国民性の戦い」果ては「民族の戦い」(ちろっと大袈裟)となること必死
シュバインシュタイガー(今時漫画やアニメでもないベタな名前!)のゲルマン魂か!
シャビシャビコンビのラテンの情熱か!
いや〜楽しみです!!
開幕から一週間、一部過剰報道ぽいのはいつものこと^^;
あまり興味がない人にとっては「勘弁して欲しいわ」って声も聞かれますが
民放系の特番は華麗にスルーして試合中継だけ観ていれば十分楽しめます。
おススメは前評判のあまり高くない中堅どころのチーム(国)の試合で
目についた、印象に残った(個人的な趣味趣向でOK)選手をチェックしておき
後はチェックした選手を中心に
そのチームの試合を欠かさず観るようにすれば即席サポーターの完成。
上手く勝ち進み愛着が湧いてくれば
普段あまり興味のなかった国の背景や国民性を知る切っ掛けにもなり一挙両得です。
(W杯は各国のサポーター席を観るのも楽しみのひとつだと思いますし)
特に2戦目の中堅国同士の対戦はおススメです。
初戦は各チームとも負けたくないとの気持ちが強く
慎重な戦い方や緊張からかやや動きの硬さが目立ったり
逆に3戦目では結果が確定(予選突破、敗退)していて
主力温存やモチベーションの低下した試合が多かったりと。
ところが2戦目ではまだまだ結果が確定しておらず
どのチームもこの2戦目の結果次第では、と思っているわけです。
そこで、実力差がある対戦ならともかく
力が拮抗している中堅国同士の対戦はどちらのチームの選手・監督・サポーターとも
このチーム(国)には勝っておきたい(勝てるだろう)って意気込みで試合に臨むので
モチベーションも高く面白い試合が期待できます。
特にラスト15分で同点、あるいは1点差位だと
国の特徴というか国民性がサッカーの戦い方にも反映され
もうこれはいろいろ面白すぎてなかなか言葉で表現するのは難しく
まさにW杯の醍醐味が味わえるエキサイティングな試合が展開されるはずです。
そんな訳で個人的なおススメ試合を2試合ほど
20日 スロバキア × パラグアイ
東欧×南米、この組み合わせのガチンコ試合がW杯を感じさせます。
ただ不安なのは初戦お互いに1-1ドローという結果を受けて
この試合も渋目、地味なチーム同士が地味〜な結果に終る可能性も、
その時はブラジル×コートジボアールの派手な(になって欲しい)試合で気分転換を。
21日 チリ × スイス
ともに白星発進、スイスにいたっては今大会最初の「まさか!」でスペインを破っての2戦目。
チリもチーム戦術、タレントともにしっかりしているので互いに予選突破を決めたい試合かも。
(負けたとはいえスペインがいるので2戦目でなんとかしたいでしょうし)
そんな訳でアグレッシブな試合に期待大。
あ、個人的にはチリのマティアス・フェルナンデス選手おススメです。